ダイナースクラブプレミアムカードについて デメリット編

さて、最強に思えるこのブラックカードですが、実際に所有してみると意外と知られていないデメリットが色々と見えてきたためまとめてみました。

①使えない店舗が多い

実店舗、オンライン決済関わらず、そもそもダイナースカードが使用できる店が限られます。大手百貨店等で使用できなかった記憶は今のところありませんが、街の飲食店等使えないお店は意外と多いです。そのため必ずVISA、mastercard、JCBのいずれかをサブで持っておく必要があります。

②海外で壊滅的に使えない

2017年9月現在、アジアの先進国シンガポールにおいてすらほぼ決済してもらえませんでした(それなりの高級ホテルでも全く対応していない)。

③特典航空券への交換がなかなかできない

100円=2pのため、日々の使用によりポイントは順調に貯まってゆきます。ところが、いざ旅行を計画し、特典航空券への交換を行おうとした時にちょっとした落とし穴があることに気づきました。

一つ目は、海外航空券の場合、往復12万マイル以上の航空券でないと交換できないということです。例を挙げると、成田→ニューヨークの往復がビジネスクラス特典航空券で85000マイル、ファーストクラス特典航空券で15万マイル(※シーズンにより増減あり)となっておりビジネスクラス特典航空券では基準以下のため交換できないことになります。

二つ目は、年間のポイント→マイル移行に上限があり、80,000マイルに設定されていることです。ダイナースポイントには有効期限はありませんが、マイルには交換時点から3年間の使用期限が設定されており、使用日を決めて計画的にマイル移行を行なう必要があります。これを回避するには、ANAダイナースプレミアムカードに申し込むという方法がありますが、年会費が20,000円プラスとなります。

三つ目は、ハイシーズンには特典航空券の割り当て席数が極端に少なく、実際にはほぼ予約することができないという点です。これは意外と知られていない事実なのではないでしょうか。

四つ目は、他人のために特典航空券を取ってあげることができない点です。特典を利用可能なのは『会員ご本人様、会員の配偶者・同性パートナーおよび2親等以内のご家族』となっているため、友人も十分なマイルを所有していない場合せっかく同じ機に搭乗していても最悪別々のクラスに乗らざるをえないことも考えられるため友人との旅行では現実的には利用できないと思われます。

https://www.ana.co.jp/amc/reference/tukau/note.html

上記理由により、僕はこの2年間一度も特典航空券への交換ができていない状態です。確かにポイント効率は非常に高いのですが、今後もただポイントだけが貯まり続けるだけなのであれば年会費を抑えた別のカードへの移行も検討すべきか悩ましいところです。

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