先日、アマゾンでコーディングキットを購入し実際に「デイライトコーディング」を行ってみましたのでレビューしたいと思います。
▼今回使用したキットはこちら▼
『PLUG DRL! for Porsche PL3-DRL-P001』
「craftsman(クラフツマン)」という日本の会社の製品になります。非常に洗練された無駄のないデザインとなっており、30秒程度OBDポートに挿すだけでコーディングが完了するという優れ物です。
早速作業(と言ってもただ挿すだけですが)を行ったのですがひとつ問題が。何度挿しても製品のLEDがエラーを示す点滅表示となってしまいます。改めて説明書を読んでみると、既に他社製品によるコーディングが行われている場合は本製品によるコーディングはできないとの但し書きがなされていました。
3万円強もするキットをみすみす無駄にするわけにいかず、以前に施工した「TVキャンセラー」コーディングをアンインストールしてみることに。
こちらが車両購入直後にコーディングを行ったキットです。1分程度で無事にアンインストール終了。
そして再度デイライトコーディングをトライし、今度はインストールに成功。
QUAD LEDがしっかり点灯していますね。
引き続いて先ほどアンインストールしたTVキャンセラーに関しても再度インストールを行い、こちらも無事にインストールし直すことができました。
「craftsman」は「デイライトコーディング」のほかにも様々なコーディングキットの販売を行っており、ポルシェ用では他にも以下のキットが
『PLUG BB』 ドアロック/アンロック時のアンサーバック音
『PLUG ISC』 アイドリングストップの状態を記憶する、もしくは強制的にOFFにする
『PLUG TV2』 走行中のTV/動画視聴を可能にする
アウディ、フォルクスワーゲン、メルセデス、ポルシェ、BMW、MINIに対応していますが、ポルシェ用が一番高い価格設定となっています。今回使用した『PLUG DRL』に関してはアウディ/フォルクスワーゲン用が¥15,000に対しポルシェ用はなんと¥35,000!と倍以上の価格となっています。
ショップに依頼した場合の費用は、ショップにもよりますがコーディング1回あたりおよそ「30,000円」。
ディーラー点検の際には強制的にコーディング内容の「アンインストール」が行われてしまうため、点検の度に「再インストール」が必要となることを考えると自分で何度でも施工できるキットを購入してしまうほうがコストパフォーマンスに優れると思われます。なお、当然ですが同型の他車での使いまわしはできない仕様となっているためご注意下さい。