【保存版】最低限このあたりは読んでおこう 2018年上半期 おすすめの良書まとめ

久しぶりに車ネタを離れます。

最近、隙間時間に「kindle」で読書をするのにはまっています。

もともと子供の頃は読書が大好きで、夜な夜なこっそり布団の中に本を持ち込んで懐中電灯の明かりを頼りに深夜まで読み続けていたほど(夜中に部屋の明かりが点いている事がばれると親に怒られた)。

厳しい家庭であり、「マンガ」は固く禁止されていたため「SF小説」「古典的文学作品」「図鑑」がメイン。買ってもらったものから図書館で借りてきたもの、親の本棚に並んでいたものまでジャンルは多岐に渡りました。

ところが中学校へ進学したあたりからか、学習参考書以外の「本」を読む量が顕著に減少してゆきます。これは生活環境の変化により「スポーツ」や「ゲーム」といった「読書」以外の娯楽の選択肢の拡がりが一因と思います。

一旦遠ざかってしまった読書習慣は簡単には復活せず、時折り薦められて”流行り”の小説を読むことはあれどやはり自主的な「読書」を求めて本屋を訪れることはなし。大学入学後も読書離れは継続し(本を読める時間はいくらでもあったにも関わらず)、とうとうそのまま社会人へ。

アマゾンのkindleに代表される「電子書籍」が登場したのはその頃でしたが、当時はまだまだニッチな存在。また、海賊版全盛期でもあり、いくらでも無料で雑誌やマンガが読めてしまったこともあり周囲でも全く使っている人はいなかったように思います。

しかし「小説」は読まないものの、「参考書」の類は読まなければならず、また次々と新刊購入が必要になるため、自宅本棚は参考書で常に一杯の状態。そんな中、一人暮らしを始めた大学生時代から使用し続けてきたIKEAの激安本棚が、ついに重量に耐えきれなくなり崩壊してしまいました(明らかにキャパオーバーでしたがよく8年間も持った)。

急遽新しい本棚が必要となり、家具屋巡りをすることに。高重量に耐えうり、かつスタイリッシュな本棚を探し回ること約1ヶ月(凝り性のため完璧に気に入るものが見つかるまでとことん探してしまう)。大塚家具から大阪堀江の小さなアンティークショップまで、行ける限りのお店に足を運びましたが、惜しい製品にはいくつか出会えたものいずれも最終的に購入には至らず。

並行してネットでも検索をかけ片っ端から検討、徐々に候補を絞ってゆき、選び抜いたのがこのディスプレイラック。



Glan(グラン) クールモダンシリーズ ディスプレイラック 幅110cm H31610
(楽天市場)

60,000円強とそこそこ高価ですが、耐荷重量が高く、何よりもデザインがイメージとドンピシャであったため、実物を見ずに(近くにディノスの店舗があれば見れたかも)購入に踏み切りました。

価格帯が異なるためIKEAの本棚をディスるのは間違っていますが、尋常ではない量の参考書を全て陳列しても全く軋むことなく、剛性の高さに驚きます。また、細部のクオリティまで完全にホームページ写真の通り滅茶苦茶カッコ良く、最近購入した家具の中でかなりテンションの上がった製品のためご紹介しておきます。

脱線してしまいましたが、今回のテーマはインテリアではありません。

全ての本を本棚に陳列してみて、ふとこれが全てkindleで読めたならと思ったのです。引っ越しのたびに毎度重い段ボールを3つも4つも作らなくて済み、いつでもどこでもタブレットさえあれば(ネット環境が無くとも)読めてしまいます。また、いちいち索引を使う必要もなく検索をかければ調べたいページに一瞬で移動できるため、紙ベースと比較すると凄まじく時間の節約となります。

ふるさと納税で入手したもののずっと眠っていた「iPad Pro」が手元にあったため、早速kindleアプリをインストールし、試してみることに。

本棚を眺め、目につく参考書のタイトルを入力してゆきますが、いまいちヒットせず。どうやら特殊分野の専門書はまだまだkindle版が存在しないようです。

本屋の店頭に並べられているような話題の新書ならどうでしょうか。

多動力(堀江貴文)

多動力
(amazon kindle)
元ライブドア代表取締役、堀江貴文さんのベストセラー著書。あらゆる無駄を切り捨て、生み出された時間を最大限効率的に使い多くの仕事を動かしてゆく堀江さんの「多動力」についてのお話。文章自体も一切無駄無くかつ要点がしっかり残るよう書かれており、ごく短時間で読破可能です。この本にkindle版が存在しなければ本末転倒となります。

お金2.0(佐藤航陽)


お金2.0 新しい経済のルールと生き方
(amazon kindle)

メタップスの佐藤さん著。「仮想通貨」を入口に、近未来経済に興味を持ち始めた層から大ヒットしています。現在の国家が発行する「通貨」がどこまで価値があるものなのか、これからの時代に本当に「価値」の出てくるもの、その評価方法はどう変遷してゆくのか。お堅い経済学の本ではなく、根底に深い内容を忍ばせつつ一気に読み終えてしまう面白さのある良書です。

日本再興戦略(落合陽一)

日本再興戦略
(amazon kindle)

ジャンルが偏ってしまいましたが、Amazonのおすすめに出てきてしまうため仕方がありません。上記2冊を読んだ上で読まれることをお勧めします。「AI」の台頭する時代に日本が世界をリードできるチャンスはあるのか、その具体的な分野と戦略についてのお話。「天才」落合陽一さんの思考の一部を共有でき、少し賢くなった気分に浸れます。

インベスターZ(三田紀房)


インベスターZ 第1巻
(amazon kindle)

「投資のいろは」を中学生の主人公を通して分りやすく学習できる全21巻完結のコミック。昨年完結し、つい最近ドラマ化されたことで話題ですね。

僕は学生時代から株式投資を行っているため人並み以上の知識はあるつもりでしたが、知らなかった事も多く勉強になりました。「堀江貴文さん」などの実在する著名人も作中に登場し、合間のインタビューコラムも充実しており読み応えがあります。僕は律儀に全21巻すべて購入し読破しましたが、amazon kindle unlimitedを利用すればかなり安く読めたようです。

はじめアルゴリズム(三原和人)

天才的な数学の才能を持つ主人公の少年を通し、数学の持つ魅力をありふれた生活の中で描き出す作品。2017年11月に第1巻が発行され、今で3巻目。イラストと反し、内容は難解ですが理系出身者としては特に次作が楽しみでなりません。

君たちはどう生きるか(吉野源三郎)

原作は児童向け教育小説の古典作品。少年(コペル君)の家庭や学校での出来事、周囲の人間との関わりの中で生まれる葛藤と、それに手を差し伸べる教養ある大人とのやりとり。誰もが経験してきたような何気ない日常の出来事を深く洞察し、解決策を導きだしてゆく哲学入門とも言える名著。


今回は取っつき易い内容の本に限って紹介させていただきました。
kindleで本を読むようになってから、明らかに読書量が増えています。
  • 物理的に持ち運ぶ必要がなく、端末(タブレット、PC、スマホ)があればいつでもどこでも読める
  • 購入した本が一覧に並ぶため「読破した感」がある
  • 検索ができる
  • 紙の本を買うよりも価格が安い
  • ワンクリックで一瞬で読めるようになるため気軽
  • しおり機能もあり、同時並行で複数書籍を読み進められる

などなど、紙の本には戻れなくなるほどの便利さがあります。

まだまだ面白い本はあるのですが、まとまりがなくなりそうなためジャンルに分けて近いうちに紹介してゆきます。
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