北海道胆振東部地震に偶然被災。被災から帰阪までの記録を写真と共に(前編)

先週末、出張のため北海道旭川に滞在していた際偶然にも「北海道胆振東部地震」の被災者の一人となってしまいました。

今も一部地域において停電が続いており、山間部では大規模な土砂災害により死者が出るほどの被害をもたらした震災の現地での模様を記録としてシェアさせて頂こうと思います。

2018/9/5 震災前日

台風21号による高潮の影響で関西国際空港が冠水。搭乗予定であった「関空→新千歳空港」行きの便が欠航となったため急遽「神戸→新千歳空港」便を確保。

18:30 定刻通りに新千歳空港に到着

ところが、ゲート外に出ると異様な光景が

端を確認できない程の長い行列は、さらに空港の端で2重に折り返しており、全てバス待ち。台風21号は関西のみならず、北海道にも深い傷跡を残しており、倒木の影響で空港からの電車が運休となってたことが原因でした。

復旧の目途も立っておらず、新千歳空港からの脱出手段は「バス」「タクシー」「レンタカー」のみ。レンタカーは既に空きは無く、タクシーもバスと同様長蛇の列。とりあえずバスチケット購入の列に並びつつ対策を考えることに。

長時間待ったのちにバスに乗れたとして、新千歳空港から旭川へ向かうバスは無く、まずは札幌へ向かうことに。

しかし、肝心の「札幌→旭川」へ向かう電車も不通となっていることが判明。バス待ちの間に札幌駅周辺のレンタカー会社を調べてみます。レンタカー会社の営業時間は通常20時までですが、稀に都心部では22時まで受け付けている営業所も。スマホバッテリーの消耗を避けるため、久々にダイナースプレミアムコンシェルジュにお願いをして1台押さえておいてもらいます。

22:00 札幌着

少しでも遅れると受付はできないというトヨタレンタリースからの牽制におびえつつ、滑り込みで営業所に到着。押さえておいてもらったプリウスαに乗り込みます。(ダイナースコンシェルジュの方の対応がとても早く、助かりました。)

札幌から旭川までは高速道路で約1時間半の距離。ここはスムーズに通過でき、無事に当日中に旭川の宿泊先に到着。

0:30 旭川着

既に0時を回っており、疲労のためシャワー浴のみで就寝。

このわずか数時間後に叩き起こされることとなります。

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