3年間所有してきたダイナースプレミアムカードを解約した

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大幅な規約改悪

丸3年間、メインカードとして使用してきたダイナースプレミアムカード。年間14万円もの年会費を払ってまで所有していたのは、僕の平均年間使用額を考えると十分に会費をペイできるだけのポイントが付与される(ブラックカードの中で最もポイント還元率が高い)計算であったため。

過去記事:http://x-karte.com/2018/01/26/post-499/

実際、マイレージ換算すれば年会費を大幅に上回るだけのポイントは貯まり、移行可能な限界量のANAマイレージ(年間80,000マイル)が毎年増えてゆきました。

しかし、2018年12月21日を境にこの年間移行上限量が40,000マイルへと引き下げられる旨が発表されたため、更新月前での解約を決めることに。

ANAダイナースプレミアムカードであれば年間移行上限は設定されていませんが、こちらは同日からポイント還元率の引き下げが行われています。

解約にあたり、残りポイントはどうする?

ダイナースカードの解約はオンラインではできず、電話受け付けのみとなります。サービスに電話を掛けると、長い本人確認に始まり、解約の理由等聞かれた後にポイント処理の話に。電話でのカード解約受付後、即カードは無効となりポイントも破棄されてしまうとのことであり一旦電話を切って振り分け作業を行うことになります(少しくらい猶予を貰えるものと思っていた)。

クラブオンラインからポイントを急いで振り分けてゆくのですが、残ポイントを確認すると約130,000ポイント。ANAマイレージは既に今年度分の80,000マイルを振り分け済みでありもう使えません。リワードプログラムからAmazon等のポイントへも交換可能ですが、還元率が低いためANA以外の航空会社マイルへ交換することにします。

選択できるのは残り4社

これも以前はもっと選択肢が用意されていたようですが、いかんせん世界シェアが少なすぎるためか年々改悪され現在は上記の5社のみに。ANA以外の4社は年間100,000マイルまで以降可能であり、まずはデルタ航空のスカイマイル(有効期限が無いため)に100,000ポイントを振り分けます。他の航空会社のマイルには有効期限があり、直近で使う予定もなさそうなため残り30,000ポイントは楽天スーパーポイントへ。

まだ決済が残っている翌月分のポイントについては交換することができず、自動的に消失することとなります。そして、ポイント振り分けを終え再度解約手続きのため電話を掛けます。また延々と続く本人確認を経て、今度は無事に終了。

3年間所有してみて

・ポイントについて…還元率2%のため、決済の多い方であればザクザクとポイントが貯まります。しかし、移行したマイレージを実際に特典航空券に交換するのは中々ハードルが高く、人気路線ではファーストであろうがビジネスであろうがまず取れません。ANAダイナースプレミアムカードでなければマイレージ移行制限が設定されているため、実質毎年制限MAX量をANAマイレージに移行してゆくこととなり、自動的に3年間の使用期限が付いて回ることとなります。

・コンシェルジュについて…ダイナースプレミアムのトラベルコンシェルジュは非常に優秀と思います。何度か利用させていただきましたが、自力ではどうしようもない状況を助けていただき感謝しています。ただ、予約困難な飲食店に関してはあまり得意でないようであり、むしろ自力でツテを探すほうが速かったケースが何度かありました。

・店舗での使い勝手…国内ではそこそこ対応していますが、国外へ出るとほぼ無力であり、mastercard/VISAが必須となります。

・ステータス面…同年代でブラックカード所有者がおらず、驚かれるとともに会話のネタになることがしばしばありました。車と同じで、所有してしまうと自分にはただのカードであり、何とも思わなくなるものですが。

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