ポルシェのキーは洗濯できる?

先日、うっかりマカンの電子キーをポケットに入れたまま洗濯機を回してしまうという悲劇に見舞われてしまったのでシェアさせていただきます。

洗濯中には全く気付くことなく、約40分間の洗浄、脱水のフルコースが完全に終了した後に洗濯槽の底にコトリと音を立てて転がったキーの存在を確認した時には軽い眩暈を覚えました。たとえ防水機能を備えていたとしても、バッテリーを内蔵した電子機器を強力な水流に長時間さらして無事でいられるはずがないことは素人目にも明らかです。

とにかく、できることと言えば一刻も早くバッテリーを取り出し、分解乾燥を行うことしか思い浮かびませんでした。

ポルシェのキーは、特別な工具を必要とせずすべて手作業のみで分解が可能となります。写真左列真ん中のパーツ(プッシュボタンカバー)は少し繊細で、力を加えると容易に曲がってしまうので注意が必要です。分解を進めてゆく過程で気付いたのですが、防水ゴムパッキンがどこにも見当たらないにも関わらず内部パーツへの液体の侵入が一切みられません。最終的に乾燥を要するような液体貯留は確認できず、念のため3時間程放置した後に再度組み立て直すこととしました。

そして、動作確認を行うとなんと無事にすべての電子キーが問題なく作動。真っ白のクレストレザーキーホルダーは若干アイボリーに変色してしまいましたが、キー交換を行う必要は今のところはなさそうで一安心です。

以前ボルボの電子キーも洗濯してしまったことがありましたが、その際も何事もなかったかのように機能していた記憶がありますので、意外と大丈夫なのかもしれませんね。万が一電子キーがショートにより使えなくなってしまった場合でも、内部に緊急用のアナログキー(写真右上)が格納されているので覚えておくと何かの時に役に立つかもしれません。

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