
スマホカメラの進化が凄まじい
上の道頓堀を撮影した写真ですが、一昔前であればスマホカメラで撮影したと言ってもまあ信じてもらえなかったでしょう。手持ちでの撮影ですが、全くブレている様子も見られず一眼レフで撮影したと言われても正直分からないレベル。サイズの制約があるためレンズ性能を上げるわけにはゆかず、画像処理ソフトウェアの向上によるところが大きいとは思いますが、驚くべき技術進歩ですね。
夜景モード=HDR撮影
Pixel3では、カメラ撮影時に様々なモードが選択可能。周囲の明るさを検知し、自動でお勧めのモードを提示してくれる機能もあります


自宅から夜景を撮影した画像です。普通に撮影した場合、デジカメでも「部屋の内部」「夜景」のどちらかに露出を合わせるため、「夜景はくっきり部屋は真っ暗」もしくは「部屋はくっきり夜景は真っ暗」な写真となってしまいます。
しかしpixel3の夜景モードで撮影すると、露出の異なる複数枚の写真を自動で連続撮影し、HDR処理を行ってくれるため、このように部屋のディテールと明るい夜景を共存させることが可能に。
911の車内から撮影してみる


単なるHDR処理だけではなく、恐らくカラー補正(彩度アップ?)もされており色鮮やかな印象。
通常モードと比較してみる

通常撮影モード

全く同じアングルでモードを変えて撮影した2枚です。通常モードでも十分綺麗ですが、夜景モードのほうが暗所が持ち上げられる分、より華やかに。
一眼レフは不要となるか?
僕の中ではあくまで単なる記録用という位置づけにすぎなかったスマホ撮影ですが、Pixel3に関してはSNS投稿レベルであれば夜景撮影でも十分に耐えうるクオリティと思います。むしろ、HDR処理によってより「映える」味付けがされている分、一眼レフで撮って出しの写真よりも高い評価を得られるかもしれません。
大画面で引き延ばして鑑賞すればやはり盛大なノイズは避けられず、これはどうしても一眼レフには勝てないところ。
ただ、望遠撮影等の特殊な状況を除き、ますます一眼レフの出番が少なくなるのは間違いなさそうです。