撮影機材について

僕は、月に数回程度の撮影頻度のアマチュア写真愛好家です。学生時代、コンパクトデジタルカメラではどうしても完璧な夜景を撮影することができず、PCモニター上でも細部まで破綻することのないシャープな作品を撮りたいという欲求からデジタル一眼レフカメラの導入に至りました。長らくペンタックスのAPS-C機であるK20Dを使用しておりましたが、やはりフルサイズ機との差を感じる場面も多くなり現在はソニーのα7Ⅱを使用しています。

【カメラ】

単純に、ソニー製品が好きで信頼しているためαを選択しました。

【レンズ】

ソニーのαシリーズは、ミラーレスフルサイズデジタル一眼レフという、まだ比較的ニッチな領域の機種であることもあり他社製品に比べてレンズのラインナップはまだ十分とは言えません。“レンズは資産”という言葉があるように、カメラ本体は毎年のように新機種が発売され多種多様な新機能が盛り込まれますが、レンズは一度発売されるとカメラ本体との規格さえ合致すれば一生流用し続けることが可能です。また、規格を合わせるためのアダプターもメーカーを跨いで数多く販売されています。ソニーαシリーズのEマウントレンズには、無印のレンズの他に“G”や“GM”のロゴの入ったレンズがあります。これはBMWの“M”や、メルセデスの“AMG”のようなもので、同じ焦点距離のレンズであっても描写性能が優れたレンズ設計となっており無印<G<GM(G master)の順で高性能となります。僕は、高価格であっても初めから最高性能レンズを購入することにしています。その理由としては、満足のゆく写真が撮れなかった場合に機材の責任にすることができない、つまり自分の能力不足を露呈させることができるからです。また、将来的に買い足しによるレンズのステップアップを行うことを考えると、結果的には金銭的負担が軽くなることも予想されます。

【三脚】

夜景、花火大会撮影に必須となる三脚は、ベルボン El Carmagne 645、マンフロット Befreeを状況により使い分けています。いずれもカーボンファイバー製で軽量ですが、El Carmagneは海外に持ち出すにはサイズが大きいため旅行時にはスーツケースに入るBefreeを使用しています。El Carmagneは雲台が3wayのため、夜景等の一度構図を決めた後はあまり変えずじっくりと撮影を行うようなシチュエーションに向いています。Befreeは自由雲台のため、細かい傾き調整にやや慣れが必要となります。

【その他】

・予備バッテリー

本体購入時に付属してくるバッテリーは1つですが、α7Ⅱのバッテリー消費速度は非常に速く、予備バッテリーの購入は必須となります。一日中の使用を考えるのであれば最低でも1個は予備バッテリーを持参する必要があり、頻回の長時間露光等を行なう場合はそれでも足らなくなることがあります。ソニーの純正バッテリーはとても値段が高いため、僕は純正バッテリー1つとサードパーティー製バッテリー2つを追加購入しています。

バッテリー使用せず、本体に装着して保管しているだけでもどんどん消費してしまうため注意が必要です(外しておけば自然放電は少ない)。

・赤外線リモコン

花火撮影時に重宝します。ワイヤレスで便利なようですが、本体の赤外線受光部がカメラ前面にあるため背面からの操作では反応が鈍いです。実際、何度もシャッターチャンスを逃してしまい苦い思いをしています。確実なレリーズのためには有線タイプをお勧めします。

・現像ソフト

αシリーズを購入すると、Capture Oneが無料で使用できます。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加