レクサスさんの新型車試乗会に参加。今回のイベントは先日参加した「BMW M Circuit Day」や「Audi Driving Experience」のようなハイパフォーマンスカーに特化した限界走行体験イベントではなく、最新車種、未発表車種の試乗会。
僕は今まで一度もレクサスディーラーを訪れたことがなく、自分でステアリングを握ったことも無かったので機会を伺っていたところ、インスタグラムの広告で本イベントの存在を知り応募してみることに。オンラインフォームに記入し送信後、抽選にて参加者が選ばれる方式。
抽選とは言え、「BMW M」「Mercedes AMG」「Audi RS」のようなニッチな試乗会ではないためファミリー連れなど大勢の参加者を予想していましたが、到着してみるとまさかの少人数制。駐車されていた参加者の車はほぼ輸入車であり、BMW、メルセデスからフェラーリまで。
レクサスパーカー(patagonia製でとてもかっこいい)を着用した、参加者よりも圧倒的に多いスタッフの方々に迎えられ、イベントスペースへ。待機場所となる仮設テントや設置されたトイレ(泉大津フェニックスには常設トイレが無い)は今までに参加してきたイベントの中で群を抜く立派さであり、お金のかかり様に驚きます。
参加者一組ごとにテーブルが一つ用意されており、机上にはウェルカムボードと綺麗なお花(生花)が。今回の参加者は約20組。午前午後に分かれているため、1日トータルで約40組といったところでしょうか。やはり50代～の方がほとんどのように見えます。
ケータリングの置かれ方のお洒落さ！
エンブレムモチーフのチョコプレートが載せられたガトーショコラ。
ケータリングに見とれているうちに、AM9時を回りイベント開始。
SUPER GT(GT300)で活躍されている細川慎弥選手と、もうお一人(名前を失念してしまいました…)による軽快な掛け合いが場を盛り上げます。
正しいシートポジションの取り方、適切なステアリング操作についての分りやすい説明。
簡単なイントロダクションを終え、早速10組ずつ2グループにわかれて試乗開始。僕はラインアップ試乗→新型車プロトタイプ体感の順となります。
ラインナップ試乗は一般道の決められたコースを4車種×約10分間ずつの試乗。くじ引きにより車種が割り振られ、僕は「LC」→「RC」→「NX」→「LS」の順番に。
5L V8 NA/477ps/540Nm/10速AT/FR/1940kg/0-100:4.7s/1,300万円
「LC」は2017年3月に登場。これまでのレクサスとは一線を画したスタイリングのラグジュアリークーペとして大きな話題となりました。
現在のラインナップは「LC500」「LC500h」の2車種。今回試乗した「LC500」は最高出力477psの5L V8 NAエンジン搭載。トランスミッションは10速AT。
街中でもちらほら見かけるようになりましたが、特にリア周りのデザインはかなり目を引くものがあり、少々遠い距離からも「LCだ」と認識できる強いアイデンティディを持ち合わせます。
「ラグジュアリー」を売りにしているだけあり、内装も見事。このブルー、オレンジ、ホワイトの組み合わせは素材感も相まって秀逸の一言。
クーペのためリアシートはやはり非常に狭く、911カレラと比較しても広いとは言えません。
センターコンソールに設置されているタッチパッドはナビ操作用。
試乗の感想としては、想像していた以上にラグジュアリーに振られた車という印象。静粛性が非常に高く、エンジンを回すとある程度の唸りは聞こえますが、どこか遠くで鳴っているような感覚。高回転でも車内の会話に支障はなく、ショックも穏やか。パワーはあるので踏めば良い加速は見せますが、速度を全く感じさせない作りとなっています。軋み音など一切聞こえて来ず、剛性の高さを感じます。
今回僕は乗れませんでしたが「LC500h」も試乗車として用意されていました。この角度が一番カッコいいように思います。
ランナップ試乗の中では今回「LC500」以外にはそれほど興味が無く、「RC」「NX」「LS」に関しては割愛します。
新型車(ES300h、UX)に関しては後編にて。
