BMW “M Circuit Day 2018” に参加してきた

舞洲スポーツアイランドで開催されたBMW Mシリーズの試乗会に参加してきました。

僕はBMWさんとはお付き合いが無く、今回はM3を所有する知人にお誘い頂いての参加。通常ディーラーでの市街地試乗では体験できない限界走行をジムカーナコースで楽しめるとあって前々からとても楽しみにしていました。

ずらりと並ぶビビッドカラーの車両がお出迎え。”BMW UAE”で販売されている限定カラーだそうで、インスタグラムでしか見たことがありません。

プログラムは午前午後の2部に分かれており、僕が参加したのは午前の部(以前アウディさん主催のRSシリーズ試乗会イベントにおいて、午前のうちにタイヤを使い果たし走行不能となってしまった車種があったため迷わず午前の部を選択)。

AM9時に到着し、スポーツジャーナリストの五味康隆氏によるトークショーからプログラムスタート。

Mシリーズの重量配分、エンジン特性、車の試乗時にチェックすべきポイント(BMWに限らず)などなど分かりやすくためになるお話を1時間ほど聞かせていただきました。

イベント参加されている方々の年齢層はおおよそ40代~60代といったところ。年齢的にどうしてもやや浮いてしまいますが、最近はだいぶ慣れてきました。平日開催、そして一般公開されていない(Mシリーズオーナー対象?)とあって参加者数はそれほど多くはなく良い意味でゆったりとした雰囲気。

AM10時を回り、いよいよ試乗開始となります。

試乗できるのは特設されたジムカーナコース(五味氏が監修)での走行と、高速道路試乗の2パターン。僕が事前に予約していたのは「M2 Competition(ジムカーナ)」「M4 Competition(ジムカーナ)」「X5M(高速)」の3車種。時間に余裕があったため急遽「M140(ジムカーナ)」にもお願いして乗せてもらえることに。

ジムカーナ用の各車両には無線機が取り付けられており、指示に従ってまずは1周完熟走行、その後全開走行を連続3周回行います。

まずは「M2 Competition」

「M2」には以前たまたま乗れる機会があり、そのポテンシャルの高さは把握していましたが今回はそれをさらに上回るハイパワー車。剛性の高い軽量コンパクトボディは、狭いコースでも水を得た魚のように非常にクイック。そのパワーは今回のジムカーナコースでは持て余してしまうほど。

「M4」の過激版、「M4 Competition」

さらにスパルタンなモデルである「M4 GTS」と「M4」の中間のような位置付け。「M3」より軽い分、取り回しの良さは「M2」とも遜色ないように感じられ、スラロームもクイクイと軽快にクリアできてしまえます。

フルサイズSUV、「X5」のMモデルとなる「X5M」

以前所有していた「マカンGTS」とは車格が違うためスポーツ性能面の比較をしてしまうのは酷ですが、V8ターボエンジンによる低回転からの太いトルクにより巨体を全く感じさせません。見晴らしが非常によく、高速道路の側壁を超えて下まで見渡せてしまうのは爽快。ファミリーカーとしてかなり欲しい一台。

サービス精神旺盛な五味氏とプロドライバーの方による迫力満点のドリフト走行により「M5」のタイヤトレッドが一部剥離、走行不能に。以前アウディさんのイベントにて同じく「RS5」が走行不能となったことを思い出し、ちょうど真向からぶつかり合うグレード同士、何か運命めいたものを感じてしまいます。

合間にプロドライバーの方の運転による「M3」同乗走行にも乗せていただき、休む間もなく走り回りあっという間に終了時間の12時に。

イベント最後に五味氏の運転により裏から音も無く出現した「i8 Roadster」。凄まじい存在感を放ちます。

これだけの充実したイベントでありながら、なんと今回参加費は無料。前回のアウディさん然り、いずれ余裕ができれば何かしら購入して恩返しをしなければなぁと、本気で思わされてしまうほど大満足なプログラムでした。

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