260万円のピゲが460万円で売れた話

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オーデマピゲのリセールの良さは想像を超えていた

2017年に購入してから、あまり出番なく割と綺麗な状態を保っていたロイヤルオーククロノグラフ(26331ST.OO.1220ST.02)。コロナ禍に関わらずネットの中古市場価格がどんどん上昇して行くため、ついに意を決して実際に見積もりを出してもらうことに。

時計の状態は比較的良い

購入価格:¥2,592,000(新品購入)

使用頻度:月に1〜2回程度×4年間

駆動状態:機械トラブル一度もなく、良好。

傷の状態:ベセル、ブレスともに浅いスクラッチ痕が数箇所あり。明らかな凹み、欠損なし。研磨歴なし。

付属品等:箱、保証書、ブレスのコマなど、全てあり。

いざ見積もりに

買い取りを行っているショップは山ほどあり、どのショップに行けば良いのか全く知見がないため、まずは実際に同じ型番で買い取り目安額を掲載しているショップを当たってみることに。ちなみにネットで販売されている中古美品の最高額は500万円。

さぁリュックに時計を忍ばせて、日曜日の昼下がり、銀座に突撃です。

1店舗目

1店舗目は、自社のYoutubeチャンネルがあり、買い取りシーンを公開している某ショップ。チャンネルは結構面白いのでオススメです。

ブースに案内され、鑑定担当の方に時計を見せるとやや困惑されたような表情に。

「かなり高額査定が予想されるが、これまでにほとんど実績がないため少々お時間を下さい」とのこと。本社?とやりとりされている様子があり、待つこと約15分。

なんと、「430万円」の高額査定。

まだ交渉の余地はありそうでしたが、人生初の買い取り査定で相場が分からないためお礼を言って一旦退店。

2店舗目

2店舗目は、主にロレックスの買い取りを専門としている時計買い取り専門店。

ここでも、鑑定担当の方はかなり困惑の表情。

1店舗目と同様、15分ほど待ちます。

結果は、「390万円

1店舗目との40万円の価格差に驚きつつ、軽く価格交渉してみましたが、これ以上は難しいと。ロレックスがメインのお店のため、オーデマピゲは正直良い回答ができないと、申し訳無さそうな感じでした。

3店舗目

気を取り直して3店舗目は、誰もが知っているブランド品全般の買い取り大手。

さすが大手だけあり、接客、システム、店舗の内装のいずれも非常に洗練されており、ワンランク上の印象。

ここでも15分ほど査定を待ちます。

結果は…

なんと、「460万円」!

さらに、店舗で使えるポイントが5%付与され、そのうち半分は楽天ポイントに割り振ることもできるとのこと。

つまり、現金換算すると実質「483万円」に。

迷ったあげく…

460万円の査定は予想しておらず、結局3店舗目で買い取りをお願いすることに。

気を遣って使用していたとはいえ、それなりに小キズのある(研磨すれば綺麗に消えそう)時計がまさか4年の時を経て260万円→460万円になるとは夢にも思いませんでした。

戴き物でもなく、知人の結婚式やコンパでしか使用機会がなかったため、そこまで思い入れがなかったことも決め手です。

ちなみにオーデマピゲは現在さらに生産を絞っており、4年前では考えられなかったほどに入手困難となっているそう。また、正規店での購入後、直ちに転売を行った顧客はブラックリスト入りし、今後正規店での購入ができなくなるという話も。

次にどんな方が購入されるかわかりませんが、めちゃくちゃカッコいい時計なので気に入って永く付けてもらえれると嬉しいなと思います。

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