ライセンス講習会のタイムスケジュールです。
09:25~09:55 Bライセンス講習 …既にBライセンスを取得していればパス
09:50~10:20 参加確認 …書類、本人確認等。僕を含め、公認競技会出場記録カードを持参し忘れた方が多く、教官の方よりお説教を頂いてしまいました。サーキットトライアルに参加する全車両の情報が配られます。ケイマンGT4!、ケイマン、ボクスター、SUPRA、R32GTR、インテグラtypeR、RX7、RX8、WRX-S4、ロードスター、86等のスポーツカーからミニバン、ワゴン、軽まで様々な車種で参加されておられ、冊子を眺めているだけでワクワクしていました。大半の方が関東から来られていたようです。
10:25~12:05 座学(30分×3) …分厚いテキストに沿って、筆記試験に出る箇所のみ重点的に講義が行われます。
12:05~13:00 昼食 …富士スピードウェイ敷地内のレストラン「ORIZURU」で頂きました。レストランからヘアピンカーブを見渡すことができ、モニターでリアルタイムのコース映像も見られるため楽しいです。お土産屋さんが併設しており、FSWグッズが購入できます。
13:15~13:55 筆記試験 …3分野それぞれ10問ずつ出題され、いずれかの一つの分野でも3問以上不正解であれば不合格となります。午前中の講義をちゃんと聞いていればまず落ちることはなく、半数近くの方が満点でした。
13:55~14:25 上級申請 …筆記試験の結果を受け、B→Aライセンスへのランクアップ申請を行います。
14:30~15:20 基礎実技、ブリーフィング …コース、走行の注意点など簡単な説明が行われます。
15:50~16:20 車両検査 …ピット横にトライアルに参加する全車両が並び、順に検査(ウインカーランプ、ヘッドライト、ブレーキランプの点灯確認、運転席足元のフロアマットの除去確認)が行われます。
16:30~17:00 トライアル+実技試験 …サーキット走行を行います。合計39台、ピットから1列に並んでスタートしてゆきます。前半の15分がトライアル、後半15分が実技試験となっていましたが特に区切りはなく各自自由に連続周回を行います。いつでもピットイン可能ですが、最低でも2周は走行しないとライセンス交付ができない旨を強調されていました。講習会のため、ゆっくり走行する車両は常に道路右端を、追い越しは必ず左側から行うようにとの指示がありました。1件も事故、コースアウト等のトラブルなく、フラッグが出されることもなく30分間の走行が無事に終了しました
17:20~17:50 表彰式・合否発表・講評
事前に全車両に取り付けられたトランスポンダー(自動タイム測定器)によりラップタイムが計測されており、各自のベスト周回タイムが集計され本部よりランキングが発表されます。1位から6位まで表彰がありました。
ライセンス講習会ということもあり、皆さん本気で走られてはいなかったためか恐れ多くも銀メダルを頂いてしまいました。ちなみにトップはSUPRAの方でした。メダルの他、トロフィー、副賞としてコカコーラボトル箱(富士スピードウェイのスポンサー?)、缶コーヒー箱、ミニテントまで頂きました。事故無く講習会を終えたのは今回が初めてのことだそうです。ライセンス講習会に関わられたスタッフ、参加者すべての方に心より感謝いたします。
次回は初めてのサーキット走行を終えて感じたこと、反省点、車両のアフターケアについて記載します。