ドライブレコーダーでサーキット動画撮影

『KENWOOD』社製の『DRV610』というドライブレコーダーで先日サーキット動画の撮影を行ってきました。その特徴的な機能と使い方についてご紹介致します。

①画質が綺麗

Full HD~3Mでの高画質録画が可能であり、車のナンバープレートをしっかりと読み取ることができます(当て逃げの際など役立つ)。まだ、WDR(Wide Dynamic Range)に対応しており、白とび黒つぶれがほとんどありません。

②運転支援機能付き

なんと、親切にも『前方衝突警告』『車線逸脱警告』『発進遅れ警告』を行う機能が搭載されています。これに関しては今まで作動を確認したことはありません。

③シーン別録画モード

基本的にエンジン作動中は常時録画を行っていますが、突発的な衝撃や急激な速度変化、急ターンがGセンサーによって検知された時に前後一定時間の映像を緊急録画してくれます。また、エンジン停止後も15分間録画を継続しているため、コンビニ等での一時駐車中のイベントも記録されます。

と、ここまでは今どきのドライブレコーダーとしては一般的になりつつあるような性能です。今まで幸い交通事故や運転にまつわるトラブルに巻き込まれることなく過ごせてきたため、ドライブレコーダーに記録された動画を取り出して確認するという作業を行ったことがありませんでした。

今回、サーキット走行を機に、動作確認も兼ねて動画を取り出して見ることにしました。

本機のメーカー取り扱い説明書によると、16GBのmicroSDカードでは常時録画で1時間20分しか記録ができません(高画質モードの場合)。サーキットから自宅に帰るまでの走行時間を考慮すると、完全に容量不足であり、このままでは帰り道の動画で完全に上書き保存されてしまいサーキット走行中の動画を見ることができません。ノートパソコンを持参してサーキット終了直後にデータ取り込みを行えば良いのですが、今後のことも考え64GBのmicroSDXCを1枚買い足すことにしました。本ドライブレコーダーにはmicroSDカードスロットが2つ用意されており、一つは常時録画用、もう一つはコピー用となっています。つまり、64GBカードを常時録画用、16GBカードをコピー用として挿入しておけばわざわざパソコンを経由させずともドライブレコーダー内で必要な動画のバックアップが取れるようになっています。

動画ファイルの形式はmp4で、通常の動画再生ソフトで再生が可能となっています。しかし、KENWOODから提供されている専用の再生ソフト(ROUTE WATCHER Ⅱ)で再生を行ってみると非常に面白いことが分かりました。

動画に加え、GPS情報もリンクされて同時表示されるため、サーキット内での自車のリアルタイムの位置を確認することができます。

同時に加速度センサーの情報も記録されており、ハードブレーキング時には約1Gの減衰力が加わっていることが分かります。モデルはR8?

速度情報に関しても、GPSベースで記録され動画内右下に埋め込まれています。

富士スピードウェイホームストレートでの、マカンGTSの最高速度です。実測では226km/hとなっていました。最終コーナー立ち上がりをうまくすれば、230km/h以上は十分出せそうです。

高画質のため大画面での視聴にも適しており、エンジン音も綺麗に記録されているため、後日仲間内での振り返り等に使用すれば盛り上がりそうですね。

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