サーキット用車両購入を真剣に考える

昨年末あたりより頭の片隅で画策していたことではあるのですが、現在増車(もしくは買い換え)を真剣に検討中。

用途は、「サーキット走行」です。

ここ半年の間に、マカンGTSで富士スピードウェイ、岡山国際サーキットでの走行会に参加させてもらい、その楽しさに取りつかれてしまいました。もともと他者との競争(特に点数や順位、結果が数値化されるもの)やスリルを好む性質なため、レースがバッチリ性に合ってしまったのですね。

このままマカンで走行会に参加し続けるのも、ある種アイデンティティができて面白いかとも思いましたが

・通勤に使用する車を壊してしまうと非常に困る

・2t近い重量のためタイヤ負担が大きすぎる

・ピットにSUVが並んでいるのはやはり違和感がある

・独身かつ若いうちにピュアスポーツに乗っておきたい

・レースでトップ争いをしたい

・ポルシェ以外のコミュニティにもコネクションを拡げてみたい

という複数の正当な理由により買い替えもしくは増車を検討することにしました。

金銭的にそれほど余裕はありませんが、最近保有株式評価額が長期に渡って変動していないこともあり、思い切って売却し購入資金に充ててしまおうと思います。

今年秋に参加予定のスポーツドライビングレッスンまでの納車が当面の目標。

条件としては

・純粋にスポーツカーと言える車

・外観が安っぽくなく、多数のスポーツカーに紛れてもオーラを放つ

・車種によってはUSEDも選択肢

・値落ちしにくい

上記条件から、現在具体的に検討している車種は以下の通り

ポルシェ…718ケイマン、ケイマンGT4、911(991)GT3

日産…R35GTR

アウディ…RS3、TTRS、R8(V8)

BMW…M2、M3、M4

メルセデス…A45 AMG、AMG GTS

ルノー…メガーヌRS

ロータス…エキシージS

過去にサーキットやツーリングで出会った車を参考にしています。

オープンモデルを候補に入れていないのは、そのままではサーキット走行ができないため。ロールバー、4点式シートベルト等の安全装備を装着すればほとんどのサーキットにおいて走行可能となりますが、せっかくのスタイリッシュな外観を大きく損ねてしまうこととなります。

上記候補の半数以上は新車車両本体価格が「1,000万円オーバー」、中には「2,000万円オーバー」のものも含まれています。その場合は当然2台持ちは厳しく、マカンGTSを売却することになりますが同時に今まで大事にしてきた「女子受け」をも完全にあきらめることとなり悩ましいところです。

マカンGTSを売却したとしてもかなりの追加資金が必要となる車も候補に入れていますが、これも現実的な候補として考えています。

例えば、「ポルシェ911GT3」。2,000万円を軽く超える新車価格かつ、玉数の少ない「役付き」(GT2,3,4などの限定車を指す)モデルのため新車購入権も「抽選」もしくは「上顧客優先」。そのため、中古車でも値下がり幅が小さく、いわゆる「美味しくない」モデルの一つ。もちろん資金的にも中古を狙う他に選択肢が無いわけですが、僕は現在の第一候補として考えています。

その理由としては

・手の届く範囲で文句なしにポルシェの最上級スポーツモデルであること

ポルシェの2シーターモデルには、「911」「ケイマン」「ボクスター」の3つのラインナップが存在します。入門編として例えば「718ケイマン」を新車オーダーすることもできるのですが、そうすると遅かれ早かれ上位モデルである「911」シリーズに乗り換えたくなる時がやってくることは明白です。もちろん「ケイマン」が非常に魅力的なシリーズであることは実際に試乗してみて理解しているのですが、これは自分自身「ステップを踏むより無理にでも飛び級をしたいタイプ」のため仕方ありません。また、その方が結果的にはお金の節約にもつながるのではと考えています。

・あえて自分を追い込むため

現在、安定した職業収入により幸いにもそれなりの生活を送ることができています。このまま着実に貯金を積み重ねてゆけば、よほどの事でも起こらない限り恐らく今後の人生は安泰です。しかし、僕は安定した将来を送ることを目的として日々を「こなして」ゆくつもりは毛頭なく、常に「ヒリ付くような刺激」がなければ一回キリの人生を生きている意味がないと思っています。色々な生き方があると思いますが、僕にとって「快感」「幸福」と「刺激」はほぼ表裏一体であり、「刺激」のあるところにこそ「出会い」や「思い出」も生まれます。安定収入を得ている人間には、受動的に日々の刺激を得ることはなかなか難しい事(嫌味ではなく)であり、自分から「意識的に」置かれている環境を変えてゆかなければなりません。貯金を全てつぎ込むレベルの車を購入することもその手段の一つかもしれず、上位クラスの車が見せてくれる新たな世界に適合するために要求される自分自身の「レベルアップ」がまた新たな「刺激」を引き起こすことを期待しています。

売却時に有利であること

とはいえ何らかの事情によりまとまった資金が必要となり、車を手放さないといけなくなった場合にも高値での売却が見込めます。そのため、初期投資はとんでもなく高く思えても長い目で見れば逆に「お得」に乗れる可能性があります。フェラーリ、ランボルギーニなどはさらにその傾向が顕著なことで有名ですね。

かなり検討、試乗を行っているため暇を見つけて上記候補車種につきそれぞれ記事にしてゆこうと思います。

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