AUDI SPORT DRIVING EXPERIENCEに初参加

先週末、泉大津フェニックスで開催されたアウディ主催のスポーツドライビングエクスペリエンスに参加してきました。

クローズドな会のため、一般公募のドライビングエクスペリエンスと内容は一部異なるかもしれませんが概ね同じと思います。

参加者は2グループに分かれ、並行して3つのプログラムをこなしてゆきます。

①スラローム

パイロンスラロームコースにて、加速、ブレーキング、ハンドリングの総合的なドライブフィールを体験

使用車両:R8 spider、RS6、RS3

斎藤インストラクターからブリーフィングを受け、早速各車両に乗り込みます

僕はRS6→RS3→R8 spiderの順に乗らせて頂きました。

RS6はスラロームで使用するにはパワーがありすぎ、短い直線部分であっという間に高速域に到達してしまうためコントロールが難しいです。DRC(車体の対角線位置にあるダンパーを油圧回路で接続し、ダンピング制御を行うことでロールを抑制する)装着されており、この車格にして凄まじい安定感がありました。

RS3は本日乗った中で最も扱いやすく、なんとかパワーを使いきれる(とはいえ400PSもある)感覚。スタビリティ、剛性が非常に高く、アンダーが出ずほぼ思い通りのラインを走ってくれます。サーキット用に是非欲しい車です。音も激しく、ブリッピングも過激です。

R8 spiderはRS3の操舵性よりもさらにシャープなハンドリングフィール。車重を感じさせずクイクイ曲がってゆきます。スーパーカーとは思えない程、非常に運転のしやすい車でした。V10NAサウンドが最高です、ずっと聞いていられます。

②アクティブセーフティ

普段体験できない高速レンジでのフルブレーキングを体験。加速、エンジンパワーだけではなく、卓越した制動性能、安定性を体験

使用車両:RSQ3×2台、RS6

直進からのフルブレーキング、およびフルブレーキング状態でのステアリング操作による緊急回避。それぞれ60km/hr、80km/hr、100km/hrの速度で2回ずつ行います。最近のアウディはフルブレーキングにより完全静止し、「緊急制動が行われた」と判定されると自動的にハザードランプが点滅するようになっているのですね。SUV同士、加速、ブレーキング共にRSQ3と比較していずれもマカンGTSに軍配が上がるように思います。

③タイムトライアル

パイロンスラロームコースを使用し、タイムトライアルを実施。プレッシャーに負けることなく常に正確なドライブを要する点、ダイナミックな走行性能も同時に体感。また、Fun Drive要素も含まれる

使用車両:TTRS×2台

全参加者20名でタイムトライアルを行います。

ペナルティは、パイロンを跳ねると+3秒、ゴール地点の枠内に停止できなかった場合及び、ミスコースはいずれも失格。タイムはトップを記録しましたが、残念ながら1ヵ所パイロンに接触してしまい入賞はなりませんでした。

ディーラーではなかなか試乗もできないRSシリーズを、一挙にしかも限界性能を試すことができる非常に満足度の高いレッスンでした。駆動は全て4WDですが、それぞれ味付けは全く異なります。また機会があれば必ず参加させていただきたいと思います。

新型RS5の日本第一号車も置かれていたのですが、前日開催されていた別グループのdriving experienceでフロントタイヤからワイヤーが露出(1日で!)してしまい残念ながら試乗できず。こちらも相当速いようです。

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