911カレラの保険料はマカンGTSより安い?

「マカンGTS」から「911(991.2)カレラ」への乗り換えに際し、「任意保険料」はどうなったのか見てゆきましょう。

保険料を規定するパラメーターですが、大まかに挙げると

「年齢」「等級」「免許証の色」「車種」「保障内容」「特約事項」

があります。

「年齢」…「若い」もしくは逆に「高齢」であるほど高い事故率が予想されるため保険料は高額に。

「等級」…初めて保険に加入した時点で「6等級」。以降、保険使用がなければ1年ごとに1等級ずつ増えてゆき、最高等級は「20等級」。逆に、事故により保険を使用すれば3等級ずつ減級(軽微なものであれば1等級)。

「免許証の色」…ゴールド免許であれば保険料割引あり。保険契約期間中にブルーからゴールドになったとしても割引適応なし。

「型式」…車のタイプ、車両価格の違いは保険料に大きく影響します。一般的に、事故率の高いスポーツカー、修理費用が高額となる高級車ほど保険料も高額に。型式によりそれぞれ「料率」が定められており、これに則り保険料が算定されます。

「保障内容」…対人、対物賠償の設定額を下げることで保険料も下がります。

「特約事項」…本人限定、免責費用最大、修理時のレンタカー特約不要など、プラン選択によって保険料を下げることができます。

マカンGTSの場合(東京海上日動)
型式:「J1H2」
車両保険額:「1,030万円」
契約時:「30歳」「6等級」「ブルー免許」
対人対物:「無制限」
特約事項:「本人限定」「免責費用最大」

マカンGTSの料率は
車両「8」 対人「6」 対物「5」 傷害「4」
料率とは、保険会社に関わらず「型式」によって上記4項目それぞれにつき「1」~「9」段階に定められた数値。マカンGTSの場合、車両保険が「8」と非常に高くなっています。

実際の保険料は
 1年目:337,020円➡2年目:247,410円➡3年目:212,580円
 3年トータル=797,010円
と非常に高額となりました。
※乗り換えに伴い、1年9ヶ月で契約終了しています。

911(991.2)カレラの場合(三井住友海上)
型式:「991H1」
車両保険額:「1,290万円」
契約時:「32歳」「7等級」「ブルー免許」
対人対物:「無制限」
特約事項:「本人限定」「免責費用なし」

991.2カレラの料率は
車両「7」 対人「6」 対物「5」 傷害「4」
マカンGTSよりも車両保険が1ランク低い設定。

実際の保険料は
 1年目:271,770円➡2年目:240,100円➡3年目:234,450円
 3年間トータル=746,320円

結果、マカンGTSに比べて3年間で約5万円安くなることに。
車両価格も高く、スポーツカータイプである「911カレラ」への乗り換えで保険料がさらに高くなることを予想していましたが、むしろ若干安くなったことに驚きました。
「マカン」はその車両サイズ(カイエンと車幅が同等)の大きさと、女性ドライバー比率の高さから対物事故は多く発生している模様。
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